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省エネ大容量小型貫流ボイラの開発[換算蒸発量3,000kg/h]

この度、弊社のガス焚き小型貫流ボイラ「Les-3000EP」が、一般社団法人日本ガス協会の「平成23年度技術賞」を受賞(6月9日)しました。
同賞は優れた燃焼技術開発によりガス機器普及に貢献した製品を選定し表彰する権威あるもので、弊社の技術が高く評価されたものです。

受賞機器のご紹介


受賞機器のLes-3000EPは、小型ボイラの範疇で換算蒸発量3,000kg/hの高出力化を図り、都市ガスの有する高い環境性を活かして更なる省エネルギーとCO2削減を追求した貫流ボイラで あり、業界で初めて商品化(平成22年4月)しました。

蒸発量をアップしても高い耐久性を維持できる丸型缶体を用いて、弊社従来機2t/hボイラと同サイズのコンパクト設計で更なる伝熱量の向上と圧損低減を図っています。

バーナは大阪ガス様との共同開発による先混合方式バーナを搭載し、超低NOx性能を維持しつつ、従来より高い5:1の高TDR化を図り、業界最大容量と最高効率(定格運転時ボイラ効率98%)を実現しました。

加えて、新システムの燃焼多位置制御(M・P・C)と高TDRの相乗効果により、ボイラの運転効率を更に高め(低燃焼領域の運転効率が5~7%向上)、優れた燃料費削減とCO2削減が図れます。

また、弊社ボイラの特色でもある高蒸気質(乾き度99.5%)を維持し、急激な蒸気負荷変動に対しても速やかに追従できる制御システムの搭載で、より一層の省エネが可能な“省エネ大容量ボイラ”です。



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