サムソン保守契約システム
サムソンでは、納入後のボイラ、食品機器、水処理機器に対するメンテナンス保守契約をご用意しています。
社内資格制度により認定を受けたサービスエンジニアによる定期点検、維持管理により、
安全に、安心してサムソンの製品をお使いいただけます。
- 1.選べる保守契約プラン
- お使いの製品、お客様の使用状況、カバーする保証範囲など、お客様の要望に併せて多様な保守契約をご用意しています。
- ・ボイラ本体やエコノマイザを含めた安心の保証契約
- ・部品代、修理代、出動料は基本的に不要です。
- ・定期点検は、法令で定められている「定期自主検査」の代わりになります。
- 2.確かな技術力!プロのメンテナンス員がサポート
- 社内資格制度により認定を受けた専門のサービスエンジニアが対応します。
- 3.トータルメンテナンスで管理を省力化・省コスト化
- 4.全国190拠点の地域に密着したサービスを提供
サムソン保守契約でランニングコストを削減しませんか!
過剰な排水で熱を捨てていませんか?
少ない保有水量で効率的に蒸気を発生する貫流ボイラは、内部の水が濃縮しすぎないよう一定の割合で排水(ブロー)を行います。しかし、この排水は高温(多くの熱を持つ)であるため、過剰に排水をすると燃料のロスにつながります。
逆に、ブローが少なすぎると、ボイラ内の水が過濃縮となりトラブルの原因となるため、省エネと水質の維持を両立するブロー量を決め管理するのは非常に大変です。
燃焼調整の不備で効率が落ちていませんか?
ボイラを長期間使用していると、燃焼調整(燃料と空気のバランス)に狂いが生じることがあります。火を燃やすためには一定の空気が必要ですが、燃焼のための空気(酸素濃度)が多すぎると、余分な空気の加熱が起こり、ボイラの効率が下がり燃料使用量が増加してしまいます。そのため、燃焼装置(バーナー)と缶体構造を考慮した最適な燃焼調整値に合わせる必要があります。
スケール付着で余分な燃料を使っていませんか?
ボイラの水管理や軟水器の管理を怠ると、ボイラ内にスケール(カルシウムなどの硬度成分)が付着します。
このスケールは鉄などに比べ熱伝導率が極端に低く、ボイラ水への熱伝達が阻害されるため、ボイラ効率が低下し、余分な燃料を消費します。
サムソン保守点検契約にご加入いただくと・・・
お客様の水質から最適なブロー率を設定
保守点検では、お客様の原水と缶水をサンプリングして水分析を行い、水質分析結果から最適なブロー率を算定の上、機器調整を行います。
弊社純正薬品「サムクリン」と併用すれば、より適切な水管理が実現できます。
ちなみに、ブロー率を10%で運転しているボイラを、水質分析結果に基づき5%に変更したとすると、ブロー量を約48%減らすことができます。
これは燃料費に換算すると約16万円削減となります。
ブロー率を10%から5%に変更する
年間160,000円のコストダウン
機種に応じた燃焼範囲にしっかり調整
燃焼機器の点検に加え、機種毎に設定された最適な燃焼範囲に調整を行います。この燃焼調整により二酸化炭素の排出も抑えられるので、環境にもやさしい点検といえます。
例えば、長期の使用により燃焼調整が狂い酸素濃度が9%になっていたとして、これを適正値4%(高燃焼時)に調整し直すと、ボイラ効率は約2%アップします。これは燃料費に換算すると約24万円削減となります。
酸素濃度(高燃焼時)を9%から4%に変更する
年間240,000円のコストダウン
軟水器を含めたシステム全体での設備管理
ボイラだけでなく、軟水器や薬注装置を含めた点検※や、定期的な水質分析によりボイラシステムトータルで水管理を行うので、スケールの付着を未然に防止します。
例えば、炭酸カルシウム主体の厚さ1mmのスケールが付着した場合、燃料使用量は約3.3%増加するので、もし適切な水管理によりこのスケール付着を未然に防止できたとすると、約36万円の燃料費ロスを防止できます。
厚さ1mmのスケール付着を防止すると
年間360,000円のコストロス防止
- 故障の未然防止
- 設備管理の手間削減
- 環境負荷の低減(CO2削減効果18,500kg)
- 法令遵守(コンプライアンス) etc
+
年間76万円のおトク!?
- 【上記効果の算出条件】
- 蒸発量2000kg/hボイラ(効率90%、運転圧力0.7MPa、室温30℃、給水15℃、排温200℃)、運転時間720時間/年(8h/日、300日/年、負荷率30%)、燃料:A重油(単価110円/L)